国民健康保険
国民健康保険のしくみ
国保に関する届け出
交通事故にあった場合
介護保険
介護保険のしくみ
国保連合会の役割
国保連合会介護サービス苦情相談窓口の紹介
特定健診・保健指導
特定健診・保健指導について
メタボリックシンドロームとは
メタボにならない食生活
喫煙と健康
出産育児一時金等直接支払制度
直接支払制度とは
広報の紹介
テレビ・ラジオスポット放送の紹介
国保のしおり
バックナンバー
電子書籍の基本操作
診療報酬統計情報
診療報酬等の推移
疾病の状況
介護費統計情報
認定者数の推移
サービス受給者数の推移
介護費の推移
和歌山県の医療費マップ
医療費マップ

喫煙と健康

喫煙はメタボリックシンドロームを助長し、がんも呼ぶ

喫煙は多くのガンの誘因 タバコを吸うと、ニコチンの作用によって血管が収縮し、血流が悪化します。その結果、血圧が上がり血管に負担がかかって動脈硬化が進行します。
 また、タバコの煙は約40種類の発がん物質を含み、喫煙は多くのがんの誘因になっています。なかでも肺がんの発生に深く関わっていることがあきらかになっています。

禁煙の効果
1日 血圧や脈拍が正常値近くまで下がる。手足の温度が上がる。血液中の酸素濃度が正常値まで上がる。
2~3日 嗅覚と味覚が戻り始める。ニコチンが体から完全に抜ける。呼吸がらくになる。
2~3週間 歩行がらくになる。心臓・肺機能の改善
1~9ヵ月 せき、疲れやすさが改善する。
5年 肺がんになる確率が半分に減る。
10年 肺がん死亡率が非喫煙者とほぼ同じになる。
咽頭がん、食道がんになる確率が減る。

参考資料:アメリカ肺がん協会パンフレット

タバコを吸うとメタボになりやすい

 タバコを吸うとメタボリックシンドロームを発症するリスクが高まります。メタボリックシンドロームの原因として、過食や身体活動不足がまず頭に浮かびますが、喫煙も脂質代謝や糖代謝への影響などを介してメタボリックシンドロームの発症リスクを高めます。

タバコの害は吸わない人にも

 タバコを吸わない人でも煙を吸わされる(受動喫煙)ことで健康被害を受けます。夫に喫煙習慣があれば、タバコを吸わなくても妻の肺がんリスクは2倍に高まります。また、親がタバコを吸う家庭の子どもは、肺炎、気管支炎、ぜん息、乳幼児突然死症候群などになりやすいといわれています。